ABOUT

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“HIJICA”は「土と火」「土と日(日常)」を表す造語です。
インテリアからエクステリア、空間まで。陶器・土ができること、その可能性を考える“Homeware”ブランドです。

千年以上の歴史を有する日本有数の焼物の産地「信楽」。近代以降、フレキシブルな信楽土の特性と技術力を活かし、大物から小物、建築まで、生活全般を支える多種多様な製品をつくり出してきました。他には類をみない、その柔軟性と多様さが信楽焼の個性でもあります。そこには、土に向き合い、たくさんの人々の生活に役立ちたいという想いがありました。

そうした先人の精神と知恵こそが、私たちのものづくりの根源です。もう一度その原点に立ち、現代のライフスタイルと共にある焼物の可能性を、このブランドを通して考えていきます。

土と火が生み出す創造を、「日常」に。

MATERIAL

信楽の粘土は、300万年前の湖底に堆積した動植物の死骸や風化して流れ込んだ花崗岩の土砂によって形成された地層(古琵琶湖層)から採られています。その土は、長石や珪石粒を多量に含み、火色、灰被り、石爆ぜなど信楽焼特有の窯変を生み出しました。また、コシが強く大物が成形しやすいことから、多種多様な製品をつくり出すことができるようになりました。
私たちは、こうした地産の素材へ敬意を持ちながら、次の時代へ続くものづくりを志しています。


LOCALITY

この地には、1300年のものづくりに裏打ちされた地域の文化や価値観があります。連綿と続く焼物の歴史、豊かな自然環境、ゆったりと流れる時間や空気感など…。ここにしかないエッセンスは、私たちに大切な気づきを与えてくれます。独自のローカルな環境から享受するインスピレーションがHIJICAブランドのベースとなり、時には再解釈をしながら、現代の私たちが心地いいと思えるものをつくり、多くの皆さんと共有していきたいと思います。


CRAFTMANSHIP

HIJICAは、創業1622年から続く信楽焼窯元・明山による新しいブランドプロジェクトです。
伝統は革新の連続であると、私たちは考えています。現状にとらわれることなく、産地の新しい可能性を追求していく挑戦を私たちは続けていきます。
400年以上に渡って培われてきた職人の高い技術を絶やさぬよう日々取り組んでいます。